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ちょっと遅くなりましたが,おめでたい受賞報告.
D3の森宏君が,日本地質学会第119年学術大会(大阪府立大)総会で,日本地質学会研究奨励賞を受賞しました.
おめでとう.
論文名は,「Large-scale folding in the Asemi-gawa region of the Sanbagawa Belt, southwest Japan」です.
受賞理由: 本論文では,四国三波川変成帯の高変成度部の構造がどのようにして形成されたかという古くからの重要な問題を解明するため,四国中央部の三波川帯の代表的ルートである汗見川周辺地域において野外および顕微鏡下での詳細な構造観察を行った.その結果,同地域の三波川帯の最高変成度周辺における鉱物帯の繰り返しが大規模な褶曲構造で説明できることを示した.さらに,同論文では,他の地域の地質構造に関する情報をまとめ,各地域での褶曲構造の巨視的な繋がりを立体的なモデルを作成して示し,鉱物帯の分布との関係について議論している.この三波川変成帯の地質構造および沈み込み帯深部におけるプロセスを統一的に解明した研究成果は,日本地質学会研究奨励賞に値すると判断される. (受賞理由書より抜粋)(え)
D3の森宏君が,日本地質学会第119年学術大会(大阪府立大)総会で,日本地質学会研究奨励賞を受賞しました.
おめでとう.
受賞理由: 本論文では,四国三波川変成帯の高変成度部の構造がどのようにして形成されたかという古くからの重要な問題を解明するため,四国中央部の三波川帯の代表的ルートである汗見川周辺地域において野外および顕微鏡下での詳細な構造観察を行った.その結果,同地域の三波川帯の最高変成度周辺における鉱物帯の繰り返しが大規模な褶曲構造で説明できることを示した.さらに,同論文では,他の地域の地質構造に関する情報をまとめ,各地域での褶曲構造の巨視的な繋がりを立体的なモデルを作成して示し,鉱物帯の分布との関係について議論している.この三波川変成帯の地質構造および沈み込み帯深部におけるプロセスを統一的に解明した研究成果は,日本地質学会研究奨励賞に値すると判断される. (受賞理由書より抜粋)(え)