先週に続き,金沢からお客さん2人.
標本庫に眠っていた
藤原岩体の試料が,約30年ぶりに活躍の場を与えられそうです.

この岩体の露頭はその大部分が
富郷ダムの湖底に沈み,とくに
銅山川の河床だけに露出していた変斑れい岩は,今となっては採取できそうにないものです.埃をかぶった試料ラベルには,Department of Geology, Kanazawa Universityと印刷されているものもありました.約30年ぶりの里帰り?研究室帰り?でも,残念ながら帰る場所は,あの城内キャンパスではありません.ちょっと寂しい気がします.(え)
あの「
城内キャンパス」といっても,知っている人はかなり少数でしょう.当時は,
兼六園も終日無料開放.
石引町に下宿していた私は,朝夕ここを通って城内キャンパスに通っていました.理学部棟が,現在ある角間の地に引っ越したのは約20年前のことです.
PR