期間限定

岩鉱OB/OGの皆さん，お手元には「名大理学同窓会報」No.13が届いていると思います．そのP15に超高圧電子顕微鏡室と高エネルギー原子核実験施設跡地の写真が掲載されています．説明によると電子顕微鏡室は名古屋大学最初の鉄筋コンクリート建造物であったそうです．ここには，理・農学館・南館が建設されます．

理学部のこの跡地も広いのですが，それとは比べものにならないくらいの空き地が理学部E館の西側に広がっています．工学部４号館の跡地で，ここには環境学研究科・都市環境科学専攻がはいる新棟や地震・火山防災研究センターが中心となる防災関係の建物（？）ができるそうです．
遠く栄・名古屋駅方面まで見渡せます．期間限定の風景．（え）

JpGU

昨日より，幕張メッセ国際会議場で開催されているJpGU大会に来ています．
岩石グループのメンバーも多く参加していますが，会場で見かける事はほとんどありません．とくに，E君はどの会場にいるのか，元々物静かであまり目立たないのですが，擦れちがう事もありません．
会場は広いこともありますが，それぞれが興味ある別々のセッションに出かけているからなのでしょう．院生は自立した？

私は，昨日 セッション"Deep Carbon Cycle"の会場に居座りました．これから何年かは，岩石学の分野でもCarbonがキーワードのひとつになるかもしれません．“変形岩と変成岩”のセッション時間と重なっていたため，こちらの講演の一部が聴けなかったのは残念．
それにしても，連合大会は他の学会に比べて疲れます．（え）

太陽光発電

理農総合館の建設現場に，太陽光発電のモニターがあります．発電パネルは数十センチ角で，時々の発電量を表示しています．

写真は，タイミングが良いのか悪いのか，ちょうど表示が切り替わる瞬間を写してしまったようで，ゼロＷとなっていますが，直前までは１３０Ｗを指していました（その時は快晴でしたが，まだ朝のうちだったので，昼になればもっと大きくなるでしょう）．これで，白熱灯を１〜２個点灯できるわけですから，コストパフォーマンスはわかりませんが，発電能力自体は予想外に大きいという印象です．（え）

造岩鉱物

久しぶりに，Ｓ先生のブログを訪れたところ，「造岩鉱物人気ランキング (Web of Scienceより）」というページがアップされていました．
造岩鉱物がどの程度論文で扱われているかの調査結果です．
１位のquartzは納得ですが，zeoliteが２位とは意外．それに perovskite（多分ペロブスカイト構造をもつ結晶についての報告が主）,  garnet，spinel と続くのは，マントル物質がキーワードの研究が多いためか．．．．．．．

ちなみに，clinopyroxene は約4600編で24位，orthopyroxene は2600編で37位でした．そこで，高圧変成岩を扱っているものとして気になる omphacite と jadeite を同じデータベースで検索したところ，それぞれ710編と550編でした（上記のランキングだと50番台）．これを多いと見るか少ないとするか．私は，両鉱物とも予想以上に検討健闘していると思います．（え）

理学部Ａ館

理学部Ａ館の耐震改修にともなって，南側（地下鉄やバスを利用すると，理学部の表の顏？）も整備されました（左の２枚）．なお，３枚目の写真は，2007年11月に写した改修前の様子です．比較してみてください．

２枚目の写真に写っている小道を行くと，Ａ館１階に開館したノーベル賞展示室（名古屋大学博物館サテライト）に至ります．皆さん大学に来られたときには，立ち寄られたら如何でしょう．ちなみに，私はまだ見学していません．「これも，広い意味での灯台もと暗し？」（え）